今年で第10回目の開催となった「販促会議企画コンペティション(略称:販促コンペ)」に初めて応募し、ファイナリストまで残りました。
販促コンペとは?
課題に対して、解決策となるアイディアがあれば誰でも応募できます。
まずは、応募する企画やアイディアを分かりやすく伝えることが第一。
企画の内容が伝わればillustratorやPhotoshopといったデザインソフトではなく、パワーポイントやExcel、Word、もっと言えばテキストエディタなど、使用するツールは何でもいいと思います。
(因みに僕はIllustratorで作成しました。)
青山商事の課題に応募。
課題は様々な企業から出されており、今回は40個の課題が提示されていました。
その中から僕は青山商事の「20代~30代のビジネスマンがTHE SUIT COMPANYを利用したくなる企画」に応募することに。
プレゼンテーションへの参加案内。
第一次通過者発表が8/1なんですが、その1か月前の7/3に販促会議企画コンペティション事務局から協賛企業賞プレゼンテーションのご案内メールが届きました。
その内容は、簡単に言うと課題企業の青山商事株式会社 THE SUITCOMPANY様が、僕の企画に対して、プレゼンテーションを希望しているということです。
メールの内容を一部抜粋すると、
- ※ご参加いただくかは、自由です。
- ※プレゼンテーションは、優秀応募者と協賛企業の間で、交流・意見交換していただくことを主な目的としており、参加は、受賞の必須条件ではございません。
- ※当日はプレゼンテーション(10分)、質疑応答(5分)を予定しております。(その場で調整になる可能性がございます)
- ※今回の件に関して、不特定多数への情報公開は避けてください。プレゼンテーションが業務時間内という事情がありますので、会社・上司への報告連絡の範囲までは問題ございません。
- ※開始15分前頃にはお越しください。
- ※服装は自由です。
- ※交通費・宿泊費等は自己負担となります。
といった内容でした。
但し、全ての応募者に行っているわけではなく、企業が直接話を聞きたいという企画の応募者にだけ、プレゼンテーションを行っているということです。
個人的には初めて応募したコンペで、クライアントがプレゼンを希望しているんのであれば受賞の必須条件であろうとなかろうと、参加したほうが良いだろうと考え、参加することに。
日帰りで東京まで行ってきました。もちろん自腹です。
(※プレゼン当日のことはまた改めて詳しく書きたいと思っています。)
ファイナリストに残るも・・・
さて、プレゼンを終え、協賛企業賞、ファイナリスト発表当日、残念ながら協賛企業賞には選ばれませんでしたが、主要賞のファイナリストには残っていました。
※画像を加工して本名を伏せております。販促コンペのサイトには記載されていますので、興味のある方はそちらでご確認ください
ファイナリスト結果発表サイトはこちら
その後、選ばれたファイナリストから、グランプリ含めた主要賞8点と審査賞が選ばれたのですが、僕の企画はどちらにも選ばれませんでした。
正直悔しいですが、受賞企画の内容や企画書のクオリティなどを拝見して、企画能力や課題解決能力、ユーザビリティを考えた企画の導線設計など、まだまだ自分には足りてないところが多いなと実感しました。
ただ、応募総数4,088点の中のファイナリスト30に入ったのは自信になりましたし、様々な発見も多くありました。
この経験を今後の仕事に活かし、世の中にある課題を解決できるようなアイディアを生み出せればと思います。
そして発見能力、訴求能力、解決能力、の精度を上げ、様々な課題を解決するために挑戦しつづけていきたいと思います。
企画書を公開します
ということで、各受賞企画の企画書はこちらのサイトから見ることができますが、せっかくなので僕の企画書もこのblogで公開したいと思います。
その前に、企画の概要を簡単に説明すると、
「ビジネスウェアが定額制でレンタルし放題できる」といった内容の企画です。
提出期限ギリギリまで考え、満を持して応募しましたが、改めてチェックしてみるともっと企画の精度を上げることができたなと・・・。
▼「販促会議企画コンペティション_企画書_カリマクル」(クリックするとPDFファイルが開きます。)
企画を振り返り、自分が感じた企画の反省点
- AIを絡めたコンテンツ設計も取り入れてるが、企画としての1番の売りというところが明確化できていない
- 課題に対しての解決手段の説明が弱い。
- 企画を考えるときの最低条件である「愛をもって課題を解決する」というフェーズが抜けていて、上辺だけの企画となってしまっている
- 企画のタイトルもしっくりきていない。
といった点が個人的な反省点かなと。
皆さんも来年の販促コンペに参加してみてはどうでしょうか?
今回、応募した販促コンペのことを簡単にですが説明しました。
僕もはじめて応募しましたが、企画書の作り方や、アイディアを形にするまでのロジックやプロセスの設計など、自分自身に足りてない部分や、アイディアを伝えるための発見が多くありました。
僕の企画が今後形になる可能性は低いですが、この企画が「誰か」の「何か」のアイディアのきっかけとなれば幸いです。
皆さんも来年の販促コンペに応募してみてはどうでしょうか?